サーバー仮想化ソリューション

サーバー環境構築イメージ

概要

サーバー仮想化ソリューションは、VMWareなどに代表されるサーバー仮想化技術を用いることで、

  1. ハードウェア保守が切れたサーバーを既存環境のまま最新ハードウェアへ移行
  2. 既存サーバーリプレースに伴って複数サーバーの統合化
  3. 開発用ハードウェアとしての資源の有効活用

などを提案・実施するソリューションです。

特長

既存環境をそのまま移行

古くなったハードウェアで動作するOSやソフトウェアは、最新ハードウェアではサポートされていなかったり、動作しないケースが数多く見られます。このため最新ハードウェアへの移行にはソフトウェアの改修などで莫大な費用が発生します。
サーバー仮想化ソリューションであれば、最新ハードウェアであっても、従来のOS、ソフトウェア環境で動作するため、ソフトウェア改修費を抑えることができ、最新ハードウェアへの移行コストが低減できます。

既存サーバーを統合化

既存サーバーであまり利用率の高くないサーバーを複数台まとめることで、ハードウェア費用の圧縮が可能です。
サーバー仮想化ソリューションでは、1台のハードウェアで、論理的に別々のサーバーを独立して稼働できます。OSも個別に導入できます。

業務効率のアップ

主に開発を行う環境では、開発用のOS、ソフトウェアを開発環境に応じて開発用ハードウェアに導入し、作業を行っていきますが、サーバー仮想化ソリューションでは、1台のハードウェアで複数の独立した開発サーバーを持つことができるだけでなく、スナップショットなどで開発途中の環境を保存しておくこともできるため、開発サーバーの再構築や以前の状態への復帰を効率良く行うことができます。

サービス内容

既存環境のハードウェアリプレース

Windows NTなど、新しいハードウェアではサポートされない古いOSであっても、最新ハードウェア上にサーバー仮想化環境を構築することで移行することができます。

既存環境のハードウェアリプレース

複数サーバーの統合

サーバーによって、稼働率の高いものや低いものがまちまちであるケースが多いため、サーバー仮想化によって、それを平準化できます。

複数サーバーの統合

開発環境への柔軟な対応

開発環境をサーバー仮想化にすることで、新規開発用の開発環境を個別にもたせることなく、同一ハードウェアで環境を準備できます。
また、開発途中で手戻りが発生し、環境を元にもどさなければならない場合でも、スナップショットを保存することで簡単に復帰できます。

開発環境への柔軟な対応

スナップショットを保存することで簡単に復帰可能

注意事項

※サーバー仮想化のサポートされていないOSは、仮想化できません。

※Oracleなどの大規模データベース環境では、サーバー統合は行えない場合があります。

※旧ハードウェアに接続される周辺機器までのサポートはできない場合があります。